弁護士 原誠 著 「離活」− 終わりの始まりを見極める技術という本を読んでいます。
いかにして上手な離婚を行うかという本です。
そこに、相手の浮気・不倫の証拠集めについてこんな話が出ていました。
例えば証拠とは飲食店のレシートだったり、タクシーのレシートだったり、電車の切符であったり、ホテルの領収書だったりするわけです。
そんな中で、とある依頼人が持参した証拠が決定的だったそうです。
それは、夫の浮気相手の裸の写真だったそうです。その浮気相手の裸の写真を夫はスマホに持ってたそうです。
さて、そこまで読んだ時に、もし、私だったら、どうやってその写真を入手するか・・・と考えてみました。
私が考えた方法は極めてオーソドックスな方法ですが、USBメモリをスマホに挿して、データをコピーする。
あるいは、メール等で夫のスマホからコピーを送る。とか・・・。
ただ、いずれの場合もスマホに操作ログは残ります。
ところが、その妻が取った方法が、なかなかすごくてですね。
そのスマホで問題の写真を表示させた状態で自分のデジカメで写真を撮ったそうなのです。
なるほど!・・・
デジタルの時代にアナログ的な方法ですが、それでも証拠とはなり得えます。ましてや、夫のスマホ本体にこそ問題の写真が表示されている状態となれば、もう夫は言い逃れが出来ません。
私にはそのアナログチックな発想はなかったですが、なるほどと思った方法でした。
・・・
ところで・・・、なんで「離活」の本など読んでいるかというと、ご存知の方もいらっしゃるとは思うのですが、私は44歳独身男性です。
そのため、離活でなく婚活の本など読んでしまうと、あまりにベストヒット、あまりに意味があって悔しいわけです。極めて腹立たしい。
だから、逆に離活の本を読んでるわけです。それだと、あまりに意味がないからです。結婚あっての離婚なので、結婚がなく離婚は出来ません。当たり前のことですが。だから、意味がなさすぎるのです。
読書を以て、結婚できていない自分の人生にささやかな反抗でもしてやろうと、そういうことです。